水分の過剰摂取で起こる低ナトリウム血症とは?

水分の過剰摂取で起こる低ナトリウム血症とは?

水分の過剰摂取で起こる低ナトリウム血症とは?

低ナトリウム血症とは、体内のナトリウム量に変化はないのにも関わらず、水分量が過剰に増えて起こってしまう病気です。

 

通常135~145mEq/lである血中ナトリウム濃度が135mEq/l以下になると、この低ナトリウム血症であると診断されます。

 

この低ナトリウム血症が起こる原因のひとつに、水分の過剰摂取が挙げられます。

 

人間の腎臓は最大で16ml/分の利尿速度を持っているのですが、これを超える速度で水分を摂取すると体内で水分が過剰となって細胞が膨化してしまいます。

 

こうなると血中のナトリウム濃度がどんどん低下してしまうのです。

 

低ナトリウム血症の主な症状としては、軽度の場合は疲労感が。症状が進行すると頭痛や嘔吐・痙攣・昏睡が起こり、最悪の場合神経の伝達が阻害されて、呼吸困難に陥って死に至る場合もあります。

 

このような症状が起こる可能性があると聞くと、水を飲むことに何となく不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、低ナトリウム血症はあくまでも水分の過剰摂取によって引き起こされるもので、普通にのどが渇いた際に飲む程度の量では症状が出ることはありません。

 

一般的に、人は1日に1~1.5リットルの水を飲めばよいとされています。

 

直接摂取する以外にも料理などにも水が含まれているので、この程度の量で充分なのだとか。

 

つまりのどが渇いたときや渇く前などに適量を飲む分には、全く心配することはないのです。

 

ミネラルウォーターなどは体に良いもの。

 

積極的に摂ることが健康につながりますが、どのようなものも摂り過ぎはよくありません。

 

低ナトリウム血症が起こりうることを、正しく知っておきたいですね。