水素水という言葉を聞いたことがないでしょうか。
水素水とは、水素が豊富に含まれる水のことを呼び、美容や健康に良い働きをすると言われています。
私たちの体にも必要不可欠な水(H2O)は、水素分子と酸素分子が結合してできています。
そのため通常の水の中にも水素は溶け込んでいるものの、さらに水素が注入され、高濃度になっているものを水素水と呼びます。
一般的な水に水素を多く含んだものです。
水素水はウォーターサーバーも出回っている一方で、ペットボトルやアルミパウチとしても売られています。
また、水素を発生させるスティックを使用すれば、家庭でも簡単に作ることもできます。
水道水や市販のミネラルウォーターにスティックを入れ、しばらく置いておくと水素水が完成します。
他にも水素水を作る専用の機械も販売されているため、水素水を始めることは難しくありません。
美容や健康に良いと言われる水素水ですが、これは水素の働きが大きく関係しています。
水素は非常に小さな分子の一つです。
空気中にも水素分子が漂っており、呼吸をする度に体へ取り込んでいます。
水素水を飲むと、高濃度の水素を体内へ取り込むことができます。
体内に入った水素は、血液を通って体中に運ばれていき、活性酸素の働きを抑制するのです。
活性酸素は、体の健康を害したり老化を促進する物質の一つですが、水素が働きを抑えることから美容や健康に良いと言われています。
ただし、どんな水素水を飲んでも良いわけではありません。
最も重要なポイントは水素の濃度です。
水素は小さいため、見えない容器の隙間から空気中へ逃げてしまいます。
水素濃度の低い水素水では体内に取り込める量も少なくなるため、なるべく高濃度のものを飲むことが大切なのです。
空気中の水素濃度は1.57ppmが限度のため、それ以上の濃度があれば問題ありません。
ただ時間と共にどんどん水素濃度は低くなります。
作ったらすぐ飲むなどタイミングも重要です。