妊娠中の女性は体内に普段の2倍近い水分をため込むと言われ、さらにお腹の中の赤ちゃんの体を構成している成分のほとんどは水分というデータがあります。
マタニティライフでのウォーターサーバーを選ぶポイントは、水の種類と家庭でのメンテンナスのしやすさ、付け替えボトルの取り替えの楽さになります。
選ぶ水の種類ですが、妊娠中のミネラルウォーターの摂取は基本的に大丈夫です。
ただしきちんと衛生管理がなされているメーカーのものを選びましょう。
日本の大手のウォーターサーバーメーカーが取り扱うミネラルウォーターは厳しい基準をクリアしているので、この点は安心できます。
注意したいのが赤ちゃんが生まれた後で、ミルクや離乳食作りに利用したい場合は硬度の低い水を選択しましょう。
水の硬度は含まれるマグネシウムとカルシウムの量で決まるので、ミネラル分が豊富な水は硬度が高い傾向があります。
赤ちゃんは大人と違い、体の機能が未熟なので、ミネラルウォーターの成分に体がついていけず、負担になってしまいます。
途中で利用する水の種類を変更できるメーカーもあるので、妊娠中はミネラルウォーターを、出産後は純水や軟水を利用するなどの工夫もできます。
ウォーターサーバーのメンテナンスはメーカーに任せっきりで良いわけではなく、細かい手入れは家庭でおこなう必要があります。
コック付近や蛇口の内側を掃除しやすい形状や、水の受け皿の取り外しが可能など、清潔に保ちやすい要素が多いウォーターサーバーを選びましょう。
付け替えボトルの取り扱いの楽さは、マタニティライフでとても重要なポイントです。
一般的な付け替えボトルの容量は12リットル、重さにして10kg以上にもなります。
大きなお腹を抱えながらその重さのボトルをサーバー上部に設置するのは大変です。
近年は足元ボトルなどと呼ばれる、サーバー下部にボトルをセットするタイプのウォーターサーバーがあるので、そのようなタイプを選択するのが良いでしょう。