ウォーターサーバーの水を使用することにはいろいろなメリットがあります。
その第一は、やはり安全できれいな水を飲めるということでしょう。
しっかりとした高い技術を駆使したフィルターによって水が作られていますので、安心できますし、すっきりとしたさわやかな飲み心地になります。
しかし、時にウォーターサーバーの水でもいやな臭いを持っているものがあります。
水に不快な臭いが付いてしまうものはいくつかありますが、その一つにビニール臭があります。
ビニール臭はとても鼻につくものですので、口に入れた瞬間、ひどいと水を入れたコップを顔に近づけた瞬間に感じることがあります。
一度この臭いが水についてしまうと、タンクの水全体が臭くなってしまいますので、タンクごと交換する必要が出てくることがほとんどです。
ビニール臭がついてしまう原因はいくつかあります。
まず、製造の段階もしくは水詰めをする段階で付いてしまうというケースで、自宅に水のタンクが来た時にはすでに臭いが付いてしまっています。
こうなると、タンクの水自体がダメになっているということですので、タンクを返品して交換してもらうしかありません。製造会社の責任ということになります。
一方で、ウォーターサーバーの不具合でビニール臭が付いてしまうこともあります。
たとえば、パッキンが腐食していてそこから臭いが出てくることがあります。
または、温水にする部分のプラスチックが熱で変形するなどして、プラスチックの臭いが水に入り込んでしまうことがあります。
こうなると、いくらきれいな水を持ってきてもらっても必ずビニール臭がしてしまうことになります。
それで、ウォーターサーバー自体を交換するか修理する必要があります。
しっかりとした会社であれば、定期的に分解清掃にくるはずですので、そのことを作業員に伝えて、原因を見つけてもらうのがベストでしょう。
サーバーの部品を交換するだけで臭いが収まることがありますので、まずは相談してみるようにしましょう。