ウォーターサーバーが停電時にも使えるかどうか、ちょっと心配ですよね。
通電していないウォーターサーバーは、当然のことながら温水は出ません。
でも、保温機能はありますので、すぐに冷めてしまうわけではありません。
しばらくは温水が出ますので、そのまま使ってもOKです。
冷水にも同じことが言えます。
冷水はそのうち常温になってしまいますが、そのまま飲んでも問題はないでしょう。
ただし、24時間以上停電が続く場合は要注意です。
大地震が起こった時などは、24時間以上停電が続く可能性があります。
そんな時は、そのままウォーターサーバーの水を飲み続ける事は、危険です。
ウォーターサーバーは冷水機能で制菌、温水機能で殺菌を行なっているからです。
ですから、24時間以上停電が続く場合は、水が劣化してしまい衛生状態が悪くなるからです。
なので24時間停電が続く場合は、ウォーターサーバーの水を飲む事をやめ、サーバー内部のタンクから水を抜いてしまいましょう。
通常、冷水タンクは通常の蛇口から抜く事ができ、温水タンクは水抜き用の栓がサーバー背面などにあるので、そこから抜く事ができます。
温水タンクは蛇口から出なくなっても空焚き防止の為、タンク内部に水は残っていますので、専用の水抜きから抜いて下さい。
ただ、停電直後などは、お湯がでますので、火傷などしてしまう可能性があるので、数時間たってから抜いて下さい。
また、停電してしまった場合は、ウォーターサーバーの電源を抜いてしまいましょう。
ウォーターサーバーの電源が入ったままだと、停電が終わった瞬間にブレーカーが落ちる可能性が高くなります。
すべての家電が一度に通電するため、過剰な負担がかかってしまうからです。
ウォーターサーバーにも負担がかかりますので、故障の原因になることもあります。
停電が終わったら、改めて新しい水のボトルをセットして下さい。
常温機能のついているウォーターサーバーであれば、停電時にも問題なく使えるでしょう。