ウォーターサーバーには「エコモード」という機能を搭載しているものがあります。
メーカーによっては「省エネモード」と呼んでいるものもあり、つまりは電気代を節約できるという機能のこと。
ウォーターサーバーの場合、最も電気代を消費するのは温水の保温機能なので、この部分を工夫することで節電を可能にしているものが殆どです。
サーバーのエコモード機能も各メーカーによってその仕組みは異なりますが、例えば光センサーによって電気代を節約するタイプのものの場合、日中の明るい時間だけお湯を沸かし保温しておき、夜電気を消して暗くなると自動的にお湯のスイッチがオフになります。
つまり寝ている間は誰もサーバーを使わないのでお湯の保温システムをオフにして節電しようというわけです。
光センサーが光を感知して自動的にエコモードに切り替えるため、家に誰もいないので節電したいという場合には、このセンサー部分にステッカーを張るなどして「暗い」状態を作ってやれば日中でもエコモードにすることが可能です。
前述の例は光センサーで自動的にエコモードにできるというものですが、光センサーが搭載されていないタイプのサーバーの場合、手動でエコモードにする必要があるタイプのものが殆どです。
いずれにしても、できるだけ節電したいなら普段はエコモードにしておき(光センサータイプならセンサーの上にステッカーを貼る)、お湯が欲しい時だけサーバーについている「再加熱」機能を使うのがお勧めです。
「再加熱」機能とは一時的にサーバーのお湯の温度を上げる機能で、省エネモードでぬるくなっているお湯を熱く温め直すことができます。
ただし、あまりにも頻繁に再加熱しているとその再加熱にかかる電力が大きくてかえって電気代がかかってしまうことも。
省エネモードもライフスタイルに合わせて使いこなすのがコツです。