浄水器とウォーターサーバー、どちらを選ぶ?
現在、業者が取り扱っているウォーターサーバーには温水装置が備わっています。
冷水に加えて80℃~95℃くらいの温水も利用できるのです。
電源を常時接続することによって温度を維持し、常に適切な温度で利用できるのが大きな魅力です。
そうなると気になるのは空焚きです。
温水を維持するためには、当然、水を温め続ける必要があります。
そのうえ、常時接続を行っているわけですから、水がなくなってしまうと空焚きが起こってしまうのではないかと不安に思うものです。
空焚き事故から火事へと発展してしまったら…そんな不安を抱いている人もいるはずです。
この点に関しては、基本的には心配ありません。
ウォーターサーバー内には、冷水用と温水用のタンクがそれぞれ設置されており、ボトルの水がそのタンクへと流れ込んでそれぞれに適した温度に維持されます。
つまり、ボトルの水がなくなったとしてもタンク内にはある程度の水が残っている状態なのです。
ですから、ボトルの水がなくなった段階でちゃんと交換するなり、電源を切れば空焚きの心配はないわけです。
さらに、現在のウォーターサーバーの装置では、ボトルの水がなくなった段階でお湯を維持する機能がストップするようになっています。
そのため温水のタンクが空っぽの段階で空焚きする環境にはなりません。
このように、基本的には心配ありません。
ただ、ボトルが空になった段階を放置したまま長い間電源をつけっぱなしにしているなど不適当な使い方をしていると空焚き事故のリスクが出てきます。
そうならないためにも、ボトルを早めに交換する常識的な使い方をするよう心がけましょう。