家庭用飲用水に水道水をそのまま利用している人は殆どいないと思われますが、では家庭用飲用水や料理用の水を確保するために採れる選択肢と言えば、主に2つ、「浄水器かウォーターサーバーか」です。
浄水器は水道水から有害物質を取り除いてキレイな水に変える装置、ウォーターサーバーは水道水ではなく他の水源から採取した水を購入し、サーバー内で冷やしたり温めたりしたものを取り出して利用する装置ですが、この2つ、果たしてどちらが良いのでしょうか。
浄水器は元々ある水道水を利用しているだけなので、まず水を購入しなくてよいというメリットがあります。
ウォーターサーバーの水は毎月平均5000円以上はかかりますが、水道水であれば水道代はかかるもののウォーターサーバーの2割かそれ以下で済むはずです。
毎月水の受け取りのために煩わされることもありませんし、使用後に空きボトルなどのゴミが出ることもありません。
しかし一方で水道水を利用しているわけですから、キレイに濾過することはできても水それ自体の質を変えることはできませんし、種類も選べません。
カルキ臭さは取れても、水道水は水道水です。
ウォーターサーバー最大のメリットは、やはり何といっても美味しくて安全な水を、それも豊富な種類の中から気に入った物を選んで使用できるということでしょう。
RO水、天然水、また含まれているミネラルの種類や濃度など高品質の水を自由に選ぶことができます。
お湯でも冷水でも直ぐに取り出せますし、手入れも浄水器と比べれば非常に簡単、あらゆる面で手間がかからないのもウォーターサーバーのメリットです。
しかし水代に加え、サーバーレンタル料やメンテナンス料、電気代など浄水器なら発生しない費用が発生してしまうのがウォーターサーバー最大のデメリット。
ただし、これらの費用的なデメリットを軽減させたウォーターサーバーもあるので、要は選び方次第とも言えます。