ウォーターサーバーを使っていると、冷水や温水がぬるいと感じることがあります。
考えられる原因は様々ですが、まず本体の電源が入っているか確認してみましょう。
ウォーターサーバーは電気を使って水の温度を低く(高く)保っていますので、電源をオフにしたり、プラグを抜いたりすると、タンク内の水が少しずつ常温に変化していきます。
コンセントが抜けかけていることもありますので、一度チェックしてみましょう。
省エネ機能が付いたウォーターサーバーの場合、省エネモードに切り替わっている可能性もあります。
長時間使わないと自動で切り替わる場合もありますが、省エネタイプの機種で良く起こる現象です。
設定を変更して使用するか、水の温度が冷える(暖まる)まで時間を置きましょう。
ウォーターサーバーの設置場所にも注意が必要です。
日当たりの良い場所に設置していないでしょうか。
特に冷水がぬるいと感じてしまう場合、ウォーターサーバーの設置場所に問題があると考えられます。
日光が水の温度をぬるくしてしまいますので、日の当たらない場所へ移動することをおすすめします。
日当たりが良い場所は、雑菌が繁殖するリスクが高まるため、衛生面でも不安が残ります。
頻繁に水を使っている方は、ウォーターサーバー内部の水が少なくなっている場合も考えられます。
内部には冷水・温水を貯めるためのタンクが入っており、それぞれ1~2リットル程度の水が貯められます。
しかし、水が適温になるまでには時間が掛かり、一度に使うとタンク内の水が不足し、ぬるく感じることがあるのです。
少し時間を置いてから使いましょう。
使用頻度が少なく、電源も入っていて設置場所も問題ない場合、ウォーターサーバー本体の冷水(温水)機能が故障している可能性があります。
冷水か温水のいずれかのみ使える場合もありますが、故障の可能性が高いため、業者に連絡して修理を依頼しましょう。
修理は無料・有料と業者により対応が分かれますので、必ず確認が必要です。
ウォーターサーバーというとレバーをひねるといつでも冷たいお水が出るという特徴があります。
しかしウォーターサーバー業者に持ち込まれる問い合わせの中でしばしば「水を出すとちょっとぬるい」という話があります。
ウォーターサーバーの水がぬるくなるのには、いくつかの原因があります。
まずは水を大量に短時間で使ってしまったからです。
ウォーターサーバーの水がなぜ冷たいかは、電力を使って水を冷やしているからです。
ところが短期間で大量の水を使い切ってしまうと、この水を冷却する機能が追い付いていかなくなってぬるい水が出てきてしまうこともあります。
しかしこの問題は、しばらくサーバーを使わずに放置していれば問題は解決します。
またサーバーを設置している場所が原因で、水がぬるいと感じるケースもあります。
たとえば風通しの悪いところとか、直射日光の当たるところ、電化製品で熱を大量に出す所の近くにおいていると水が温められて少しぬるくなってしまいます。
もしこのような環境にサーバーを設置している心当たりのある人は、まず直射日光の当たらないところ、そしてできれば風通しのいい場所に設置してみましょう。
その他にしばらくサーバーを使っていて最初大丈夫だったけれども、最近ぬるく感じるようになったのであれば、背面をチェックしてみましょう。サーバーには金網になっている部分があります。
ここは放熱部といって、電力を使うことで発生した熱を逃す箇所です。
もしここにホコリなどのごみが目詰まりを起こしていると、熱が逃げにくくなって中の水がぬるくなってしまうことがあります。
また壁にくっつけて設置していると、熱が逃げにくくなります。
そこで壁からは少なくても15cm程度の距離を開けてサーバーを置くように心がけましょう。
ウォーターサーバーの水がぬるいと、どうしてもサーバーの故障を疑ってしまうかもしれません。
しかしこのように自分で解決できる要因も考えられるので、まずはいろいろと試行錯誤してみることです。