浄水器とウォーターサーバー、どちらを選ぶ?
ウォーターサーバーでは、ボトルに入った水を使用する形となります。
電源を常時接続し、衛生環境を維持することでいつでも安全できれいな水を使うことができるのですが、やはり水の品質保持には限界があります。
水道のように常に新しい水を使うわけではないため、ボトルの水の賞味期限も考慮したうえで使い続ける必要があるのです。
では、ウォーターサーバーの水の賞味期限はどれぐらいなのでしょうか。
この点に関しては、水の種類や業者の設定によって異なります。
「おいしい状態」を維持できる期限か、水の品質を維持できる期限かによっても異なってきます。
また、ボトルを開封したかどうかによっても大きな差が出てきます。
天然水を扱っている業者の多くは、開封後2週間~1か月程度を賞味期限の目安としているようです。
開封していない場合には、3ヵ月~半年程度は品質を維持できます。
なお、ウォーターサーバーに使用される水には天然水のほか、ろ過処理を施したRO水がありますが、こちらの方が未開封の状態での品質保持期間が長く、半年~1年程度は持ちます。
こうした水の賞味期限を踏まえた上で、ウォーターサーバーを選んでいくことも大事なのです。
一人暮らしや家族の人数が少ない場合には、賞味期限内に飲みきれるかどうかが問題となってきます。
そのため、ボトルのサイズが小さい業者を選ぶ、あるいは一ヶ月のノルマが設定されていない業者を選ぶといった対策も検討する必要があるでしょう。
あくまで美味しい水を「よい状態」で利用できる環境作りが大事なのです。