水の安全性を意識する方や健康維持のため水の品質にこだわる方が増えてきたことから、ウォーターサーバーが注目されています。また重たいペットボトルを購入して運ぶ手間もありませんし、いつでも冷水と温水が飲めることも注目を集める理由のひとつです。
それから家庭で消費する水の量に合わせて、12リットル・9リットル・7リットルなど使用するボトルの容量が選択できるのも便利です。
ただし、それぞれのボトルにはメリットもあればデメリットもあるので、両方を理解して生活スタイルに合わせて選ぶ必要があります。
12リットルで量が多いボトルのメリットは、交換する頻度が少ない、比較的値段が安い傾向にある、好きな採水地が選択できるなどです。
デメリットは、どうしても重量があるため女性や高齢者が交換のために持ち上げてセットするのが大変という点です。
7リットルで少ない量のボトルのメリットは、軽量なので移動や交換が楽、使用量が少ない家庭に適しているなどがあります。
デメリットは、交換頻度が高くなる可能性がある、単価が高い傾向にある、採水地の選択肢が少ない場合があると言った点です。
9リットルボトルは、12リットルと7リットルの中間になるので、どちらのメリット・デメリットも考えられると言えます。
ウォーターサーバーの9リットルボトルのメリットは、災害時に必要な水の備蓄量に注目した時に大きな魅力になることです。
消防庁によると災害時に必要な水の量は1人当たり約3リットルで、支援物資が届くまでに3日かかることを考慮し、約9リットルの備蓄が必要と提言しています。
あくまでも9リットルというのは目安量ですが、この点を考えるとウォーターサーバーの9リットルボトルは魅力的と考えることができます。
またウォーターサーバーの水は、基本的に届いたものから順番に消費していくので、賞味期限を気にすることなく備蓄することが可能になります。
このように災害時の水の備蓄という点を考えても、家庭におけるサーバーの利用はおすすめです。