ウォーターサーバーのメーカーを変えたけど、水のボトルはそのまま使ってみようかな…なんて思っていませんか?
ウォーターサーバーの間で互換性はありませんので、水のボトルを流用するのはNGですよ。
ぱっと見て使えそうだなと思っても、実際にセットしてみればダメなことがわかります。
ガロンボトルを見ると、別々のメーカーでも形状や大きさが似ているものです。
そのため、ついセットしたくなる方も少なくありません。
しかし、よくよくチェックしてみると、ウォーターサーバーのガロンボトルには水漏れ防止の弁がついています。
また、取りつけ部分が意外に形が違っているものです。
そのため、異なるメーカーのガロンボトルを無理にをセットしたために、ウォーターサーバー本体を故障させてしまったケースもあります。
こうなると修理代が高くつきますので、絶対にやらないようにしましょう。
ウォーターサーバーを長く使い続ける予定の方は、初めから買い取りを検討するケースもあるでしょう。
たしかに、長い期間レンタル料を払い続けることを考えると、買い取りをしたほうがお得なケースもあります。
問題は、ウォーターサーバーのメーカーが倒産した場合です。
ウォーターサーバーの間で互換性がないため、他のメーカーの水だけ購入しても意味がなくなってしまいます。
メーカーが倒産しない場合にも、ウォーターサーバーを処理するためにかかる粗大ごみの料金も頭に入れておく必要があります。
ウォーターサーバーは、一般的に他社間でボトルの使い回しができません。
互換性が無く、無理矢理使うと水漏れや故障を招いてしまいます。
しかし、なぜ互換性がないのでしょうか。
その理由は、ウォーターサーバーそのものの仕組み、ボトルの形状が各社異なることにあります。
そのため、どのような事情があっても、ボトルを使い回すことだけは避けたほうが良いのです。
ウォーターサーバーはコックをひねると、冷水・温水・常温のいずれかを使用できます。
しかし、内部で水を冷やす(温める)ための方法が少々異なっており、給水されるまでの仕組みも全く違うのです。
例えばボトルから全く水が出てこなければ、内部の部品が破損してしまうおそれがあります。
逆に水が出過ぎてしまって逆流し、上部からあふれ出てしまう場合もあるのです。
機種が異なれば、対応しているボトルも違うと考えておきましょう。
業者間では、ボトルの形状も似ているようで異なります。
全体の大きさや水の容量、形はほとんど変わりが無くても、キャップ部分が違うのです。
ボトルはウォーターサーバーに差し込んで使用しますが、機種が違えば上手く差し込めない場合があります。
無理矢理差し込んでしまうと、ウォーターサーバーの差し込み口の破損に繋がります。
ボトルはその機種に適した形状に作られていますので、互換性はありません。
仮に似ているとしても些細な違いがあるため、絶対に使い回さないことが重要です。
もしウォーターサーバーの業者を乗り換える場合、ボトルの中身は全て使い切ってから解約するのが望ましいでしょう。
解約時にボトルの回収・廃棄が必要になるため、一度でも開封したものは使い切らないと損になります。
毎月定期的に配達を頼んでいる場合、ウォーターサーバーを解約するタイミングに注意しておきましょう。
乗り換えを検討する際は、購入・宅配してもらうボトルの本数を減らし、水を使いきれるように準備しておくことが大切です。