ウォーターサーバーには温水機能が付いており、温かいお湯をすぐに使うことができる点が便利なのですが、それ故に電気代もある程度かかってしまいます。
「お湯を沸かして保温する」という機能面だけを見た場合、ウォーターサーバーでなくても電気ポットやケトルの方が安くつくし十分なのでは・・・と思うかもしれません。
電気ケトルの電力量は、大体1000~1200w程度のものが多く、その場合1Lのお湯を沸かすのに1~2円かかります。
1日に5回使ったとしても1ヶ月あたりの電気代は300円程度なので、かなり安いと言えます。
しかし保温機能の付いていないものが多いため、その都度沸かさなければならないという面倒がありますし、大量のお湯を沸かせないというデメリットもあります。
逆に言えばコーヒー1杯分だけ欲しいというような時には便利ですし、軽量なので持ち運びやすく1人暮らしの人に向いていると言えます。
電気ポットはケトルと比べて容量が大きく保温機能も付いている点がメリットですが、それだけに電気代が嵩んでしまうのがデメリットです。
1000wのポットで2Lのお湯を沸かすのにかかる電気代は5円程、これを保温するための電気代は約20円程。
これを1ヶ月続けると700~800円くらいになり、ケトルの倍以上することになります。
電気ポット以上の大容量の水を、冷水でも温水でも直ぐに使用できるウォーターサーバー。
一番手間がかからないのがこちらでしょう。気になる電気代は月々1000円程度ですが、省エネ機能のついているサーバーも多く、これを使うと月々300~500円くらいに抑えることも可能です。
そのうえ水の質は保証されていて味も良く、衛生面も問題ありません。
ただし電気代それ自体は安く抑えることができますが、サーバーのレンタル料やメンテナンス料など他の費用が発生する点だけがデメリットになると覚えておきましょう。