フレシャススラットのボトルは、他のフレシャスサーバーと形状や材質が異なります。
フレシャスの他のサーバーは、そもそもボトルではなく、ウォーターパックです。
材質もポリエチレンで、使用後は小さく折りたたむ事もでき、プラゴミとして処分できます。
パックあたりの水の量も7リットルととても軽量なんです。
ですが、スラットはちょっと事情が変わります。
スラットのボトルは、PETです。
水の量も少し多くて、9リットルです。
形状もコスモウォーター等の水ボトルの少し小さいタイプです。
おそらく、フレシャススラットは水ボトル下部設置型のサーバーなので、その辺りの事情からこの材質や形状になったのではないでしょうか?
スラットは、給水口が少し高い位置にあり、利便性が向上しています。
これを実現するために下部設置型になったであろう事が推察されます。
しかも下部設置型にするには、水パックの形状と材質の変更は仕方のない事だったのでしょう。
しかし、この変更が思わぬデメリットに繋がってしまっているのです。
まず、この形状です。
下部設置型で上に上げなくても良いとは言え、上下を逆にしなければ設置ができません。
正直、女性には、簡単な作業ではありません。
重量も他の水パックに比べて増えているので、設置の難易度を余計に上げてしまっています。
実際、私の嫁はデュオの時に、上部に水パックを設置していた方が楽だったと断言しています。
また、使用後も材質がPETであるので、潰してもそれほど小さくなりません。
水パックに比べると段違いです。
お住まいの地域によっては、プラゴミなら毎週出せるが、PETになると月に一回しかゴミに出せないという場合もあるでしょう。
一ヵ月分もためると、かなり場所をとります。
集合住宅等にお住まいの方なら、なおさら邪魔に感じるかと思います。
水ボトルのみにフォーカスをすると、フレシャススラットはデメリットだらけになってしまっています。
もちろんサーバー自体は、給水口が上に上がった事によって使いやすくなっていますし、温水の再加熱機能などスラットならではの機能も備わっています。
導入の際は、ご家庭でよく話し合って決めると良いでしょう。