今話題のバナジウム水はどのような水なのでしょうか?
一般的に、粉ミルクを調乳するには硬水は向かず、軟水がいいとされています。
ですから、バナジウム水であるかどうかが問題なわけではなく、硬水か軟水かが重要になってきます。
日本の水は軟水ですから、日本で採取された水であれば、粉ミルクの調乳に使用するのは問題ないと言えるでしょう。
ちなみに、ヨーロッパの水は硬水ですから、海外の水は軟水かどうか確かめてから使用するのがいいでしょう。
軟水と硬水の違いは、カルシウムとマグネシウムなどのミネラル量の違いによって分けられます。
簡単に量が多いのが硬水、少ないのが軟水と考えるといいでしょう。
ミネラル分の多い硬水は、赤ちゃんやお年寄りの内臓に負担をかける為、適さないと言われています。
日本の水は軟水が多い為、硬水を飲むとその量によっては大人でもお腹を壊すと言われています。
ですから、赤ちゃんには軟水が望ましいのです。
ただ、軟水とはいっても値には開きがありますから、 出来るだけミネラル成分が少ない物の方がいいでしょう。
水道水のミネラル分を基準に考えて、それ以下、または同等のミネラル量の水を選ぶのが望ましいと思います。
また、売られている天然水には煮沸していないものが多いので、赤ちゃんの調乳用に使うのであれば、 一度煮沸してから使うといいでしょう。
バナジウム水も日本で採取されているものは、軟水ですから粉ミルクの調乳を行っても問題ないでしょう。
ただ、粉ミルクは栄養が多い為、ミネラルの多い水で調乳するとミネラル分が取り過ぎになり、 お腹を壊す事になるかもしれません。
メーカーサイトでは、粉ミルクの調乳に使っていいのかどうかの記載がされていますから、しっかり調べてみましょう。