ウォーターサーバーを利用するポイントは「どれだけ水を使用するか」です。
大半の業者では、レンタル料金や水の宅配料金は無料に設定されており、水の購入代金が出費の大半を占めるからです。
また、水の種類によっても料金が異なりますから、どれぐらいの使用量かを見越した上で予算内で抑えられる種類を選ぶことも大事です。
一般家庭におけるウォーターサーバーの水の平均使用量は、当然個人差が出ますが平均的な数字として、家族4人で月40~50リットル程度とされています。
通常ボトルは1本で12リットルですから、4~5本程度が目安となります。
水の料金は、1本1000~2000円程度。月5000円前後、高くても10000円が1ヶ月の出費となります。
ただ、どのような目的で使用するかによって大きな差が出てきます。
コーヒーや紅茶など飲み水として使用する分ならもっと少なく済むでしょう。
一方、調理などに使用する場合にはもっと多くなります。
とくに毎日ご飯を炊く際に使用するとなると、一家4人で40~50リットルでは足りなくなることが多いようです。
こうした状況を総合すると、一人1ヶ月ボトル1本程度が平均使用量の目安となるでしょうか。
多くの業者では、1回につき2本以上の注文が条件となっているのでこの点も心得ておきたいところ。
業者の中には、1ヶ月に購入する水のノルマを設定しているところもあります。
単身者や二人暮らしの場合には、ノルマを満たせるかどうかも考慮したうえで業者選びを行っていく必要があります。
今回見たような平均使用量を目安としながら、どのような目的で、どれだけ使用するのかをよく検討して選んでいくようにしましょう。
ウォーターサーバーの平均使用量は、家族構成や家族の年代によっても違ってきます。
水をよく飲む家族がいる、飲用以外にも積極的に使うなど各家庭によって差はあるものの、平均データを見ることでどんなウォーターサーバーを選んだらいいか考えるときの目安にはなります。
・一人暮らしの場合
ウォーターサーバーの使用量の平均は1ヶ月に28リットル、一般的な12リットルボトルにして2本強です。
一人暮らしの場合は床置きの大きなウォーターサーバーよりも卓上タイプを選んだほうが使い勝手が良い場合があります。
・二人家族の場合
ウォーターサーバーの平均使用量は1ヶ月に40~50リットルが目安です。
子供が独り立ちした夫婦と結婚したばかりの夫婦ではその後の生活スタイルに差が出ることを考慮し、赤ちゃんをつくる予定があるなら床置きタイプの大容量タイプを契約する、二人暮らしが長く続きそうであれば使い勝手の良い卓上タイプも視野に入れるなどすると良いでしょう。
・三人家族の場合
夫婦に子供一人の家族を想定した場合、1ヶ月に60リットル程度が平均使用量となっています。
子供が赤ちゃんの場合は粉ミルクの調乳に使うなど、ウォーターサーバーの使用頻度が高くなることがあります。
家族の構成や生活スタイルをもとに考えましょう。
また、子供がウォーターサーバーに興味を持ってよく触るなどのケースも多いので、チャイルドロックの機能がしっかりしたサーバーを選択するのが良いでしょう。
・四人家族の場合
夫婦に子供二人の家族を想定すれば、1ヶ月に80リットル程度が平均使用量となりますが、子供が独り立ちした夫婦に加えて老夫婦二人など、家族構成が高齢の場合はそれよりも少なくなるケースもあります。
1ヶ月に宅配するボトルの本数は途中で変更できるメーカーが多いので、普段の水の使用量をもとに、ウォーターサーバーの水を利用したいシーンはどこかを考え、家族の生活スタイルにぴったりな利用方法を探りましょう。