今話題のバナジウム水はどのような水なのでしょうか?
バナジウムには糖尿病の治療効果が期待されており、1日数10ミリグラム摂取する事で、 治療として効果があるのではないかと言われていますが、長期に渡って過剰にバナジウムを摂取すると、 毒性がある可能性がある事が分かりました。
バナジウムはアミノ酸やペプチド、タンパク質などと結合して、それらの機能を阻害すると考えられている為です。
ですから、カリフォルニア州では、天然水のバナジウムの含有量は1リットル当たり、 50マイクログラムを上限としています。
バナジウムの副作用としては、下痢、胃腸障害、湿疹、鼻炎、気管支炎などを生じる事があると言われています。
しかし、過剰にバナジウムを摂取しても、大量にビタミンCを取る事によって、 バナジウムから受けたダメージを回復できるのではないかとも言われています。
ビタミンCはバナジウム毒性を抑えてくれると考えられていますが、また、研究途中の段階で、 はっきりした事はまだわからないようです。
バナジウムの日本での摂取目安量は、1日に1.8ミリグラムとされています。
また、バナジウムの効果を得るのに必要なバナジウムは、1日100マイクログラムと言われています。
バナジウム水は商品によりバナジウムの量が全く違いますから、バナジウムの含有量をよく見て、 1日のバナジウム水の摂取量を決めるといいでしょう。
ただし、販売されているバナジウム水のバナジウム量はごく微量である為、 摂取量をさほど気にしなくても良いとも考えられています。