ウォーターサーバーは多くの場合サーバー本体はレンタルで、契約時から毎月定期的に水を購入していくというスタイルをとっています。
ウォーターサーバー業者にとってはサーバー本体より定期的に水を購入し続けてもらうことで利益を得る仕組みになっていますから、契約してすぐ、数年も経たないうちに解約されてしまうと利益に繋がりません。
従って、「契約時から最低○年は続けること」という縛りを設けており、この縛り期間以内に解約したいというのであれば解約金が発生するシステムになっているところが殆どです。
解約金は「解約手数料」「違約金」「サーバー引取料」などそれぞれ呼び方が異なりますが、要は契約期間を守らなかったペナルティのようなものと考えておいて良いでしょう。
この契約期間や解約金の金額もそれぞれ業者によって異なりますが、平均すると約2~3年、約5000円程度となっています。
しかし中には、解約する権利がありそうに思える場合でも解約金を請求されたというケースもあるので注意が必要です。
例えばサーバーの不具合で水漏れするなどしたのがきっかけで契約を打ち切りたくなった場合。
このようなケースではサーバーを無料で交換してもらえますが、これがきっかけで解約したいとなれば、解約金が発生してしまいます。
「思ったほど美味しくなかった」という場合もそうで、このため解約したいとなると解約金が発生しますから、契約前にしっかり口コミ評価などを調べておく必要があるでしょう。
前述の通り早期解約の場合解約金が発生する業者が殆どですが、唯一解約金一切不要を謳っているのが、「クリクラ」です。
解約理由は尋ねられますが、それによってペナルティが発生することはありません。
それ以外では、契約後6ヶ月以内に解約した場合にのみ退会手数料3000円が発生する「アクアクララ」も、かなり条件の優しいウォーターサーバーと言えるでしょう。