自宅で安全かつおいしいお水を飲みたいという気持ちから、ウォーターサーバーを申し込む人は多くなっています。
実際に日本では配送ウォーターサービスの売り上げは毎年右肩上りとなっていて、2016年では1,400億円もの売り上げをあげています。
たくさんの企業がこの業界に参入して、いろいろなサービスの違いを打ち出すようになっており、消費者にとってはうれしいところです。
水質という面でも向上してきています。
基本的に配送ウォーターの水の種類は二つあります。
天然水とRO水もしくはろ過水です。
以前はRO水ばかりでしたが、よりおいしい水を飲みたいというニーズが増えてきていますので、天然水を販売するブランドも多くなってきています。
もちろん、RO水も味の面で劣るということではなく、特に特徴のない味であるため、よりおいしいと感じられる天然水に人気が集まっているのです。
このように、最近はウォーターサーバーの水はかなり質が上がってきています。
しかし配送ウォーターの水を使っている人から、たまに変な味がするという報告が上がってくることがあります。
こうしたケースでは、ボトルの水そのものというよりも、サーバーをチェックした方が良いでしょう。
サーバーは冷水と温水の両方を出せるようになっていますが、特に温水の方は熱で温めていますので雑菌が繁殖しやすい状態になっています。
また、配管のパッキンなどが劣化してしまい、ゴムの臭いが移ってしまうこともあります。
一年を通して特に梅雨の時期はカビが生えやすい時ですので、サーバーの衛生は確保されていても、サーバーを置いている場所付近にカビが生えてしまい、その臭いが移ってしまうこともあります。
しかし、メンテナンスや清掃は無料でしてくれますので、会社に連絡して点検や清掃をしてもらえば、問題をすぐに解決できますので安心です。