ウォーターサーバーは使用していくうちに水垢が発生しやすい機械です。
特に注意したいのはコック、蛇口付近、水の受け皿、付け替えボトルの差込口です。
ウォーターサーバーのコック・蛇口付近はよく手で触る部分であり、またコップなど口に触れる食器があたりやすい部分なので、一番清潔に保ちたい部分になります。
一日の終わりにふきんやキッチンペーパーを用い、水気をとったあとに台所用のアルコールで除菌をするのが理想です。
蛇口の内側など細かい部分の手入れには綿棒が適しています。
水受け皿も一日に一度は手入れを行いたい部分で、取り外しが可能な場合は夜に食器用洗剤で洗い、朝起きたら乾いたものをセットするようにするとスムーズです。
もし取り外しができない場合は、清潔なふきんやキッチンペーパーで水気を拭き取り、台所用アルコールで仕上げましょう。
付け替えボトルの差込口は、実際に供給される水の品質に関わります。
ここに水垢やカビが発生するとボトル内部に侵入して水の品質を落とし、風味の劣化や体調不良の原因になります。
定期的に水気を拭き取り、台所用アルコールで除菌後、しっかり乾かしてからボトルの付け替えを行いましょう。
水垢とは直接関係がないものの、家庭での手入れで見落としがちなのがウォーターサーバー本体や本体の裏側です。
ホコリがたまりやすく、たまったホコリが蛇口や受け皿など水気がある部分に付着しやすいので、清潔に保つよう心がけましょう。
一ヶ月に一度程度の頻度で、掃除機を使ってホコリを吸い取ります。
掃除機での手入れを行う場合は、ウォーターサーバーの電源プラグを必ず抜いて、安全を確保して下さい。
家庭での手入れのほかに、メーカー側のメンテナンスどの程度受けられるのか、またメンテナンスの内容などは契約前にチェックしておきたい項目です。
特にメンテナンスの内容は、作業員が各家庭に出向いておこなうのか、ウォーターサーバーを丸ごと交換するのかなどメーカーによって大きな差がある部分なので、内容に納得してからの契約がポイントとなります。