ウォーターサーバーは美味しい水が手軽に飲めるというイメージが強いのですが、ほとんどの機種でお湯も使うことができます。
おいしい水から作ったお湯がいつでもすぐに出るというのが魅力でウォーターサーバーを使う人も多く、人によってはお湯を使うことのほうが多い、ということもあるかもしれません。
しかし、このお湯でやけどをすることもあるので使用する際は注意が必要です。
ウォーターサーバーから出るお湯は、だいたい90℃近い温度になっており、そのままお茶を入れても十分おいしく飲める熱さです。
便利な一方で、これだけの熱湯が簡単に出るということですから、大人でも注意しなければなりませんし、子供がうっかり触らないようにする配慮することも大切です。
そのため、お湯が出るウォーターサーバーには、チャイルドロックが取り付けてあり、それを外さないとお湯が出ない仕組みになっています。
ロックの方法は機種によって異なりますが、ダブルロックだったり、ロックを外さないと水も出せないようになっていたりと、家庭やニーズによって選べるので、自分の家庭に合ったものを選ぶようにしましょう。
しかし、それでも過去にはチャイルドロックの不具合によって子供がやけどを負ってリコールになったりした例もありますので、できるだけ子供が触らないようにしたり、ロックが厳しいものを選ぶことも大切です。
また、大人であってもやけどをする温度のお湯が出ますから、お湯を扱うときは十分に注意して操作をするようにしましょう。
急いでバタバタお湯を入れたり、テレビや会話に気を取られながらお湯を扱っていると、思わぬやけどを負うことがあります。
また、お年寄りなどが操作する場合も、間違いのないようにきちんと操作手順やロックについて説明することが大切です。
お湯が出るのが便利なウォーターサーバーですが、そのお湯はかなり高温です。
やけどにだけ注意すれば、お茶やお料理などいろいろな用途に使うことができます。