転倒防止策は必須!~ウォーターサーバーを安全に使うために~

転倒防止策は必須!~ウォーターサーバーを安全に使うために~

転倒防止策は必須!~ウォーターサーバーを安全に使うために~

ウォーターサーバーは一般的に縦に細長く、幅は細めで、地震などの揺れに対してはあまり強くない構造です。

 

さらに一番上に水の入ったボトルをセットするため、重心が上になります。これらの特徴から、ウォーターサーバーを設置する際には揺れや転倒防止の対策を考える必要があります。

 

こうした揺れや転倒防止の対策用に、メーカー側が固定用のワイヤーを用意しているケースもあります。

 

代表的なのはアクアクララで、ワイヤーとネジで壁にサーバーを固定する方法を提案しています。

 

もし、メーカー側から専用のワイヤーが提供されない場合でも、ホームセンターでワイヤーとネジを購入すれば同じように対策できます。

 

この作業はさほど時間もかからず、だいたい20分程度で終えることができます。

 

住宅の事情で壁にネジを埋めることができない場合は、耐震用のマットなどをサーバーの下に敷くのも良いでしょう。

 

地震の多い日本では、基本的にウォーターサーバーに揺れや転倒防止の対策をせずに使うのはおすすめできません。

 

ウォーターサーバーのシステムの一つに、水のボトルをサーバー本体の上ではなく下にセットするタイプのものもあります。

 

揺れに多少強くなるのに加え、重いボトルを持ち上げる必要がないのもメリットなので、このようなタイプのウォーターサーバーを選択するのも良いでしょう。

 

ボトルを下にセットするシステムの名称はさまざまにありますが、足元ボトルやボトルバスケットなどと呼ばれることが多く、実際の製品名には「らく楽スタイルウォーターサーバー」などがあります。

 

揺れや転倒防止の対策をしていても実際の地震などで倒れてしまう可能性は大いにあります。

 

もしウォーターサーバーが転倒した場合は慌てずに温水スイッチをオフにし、プラグを抜いて安全確認をします。

 

再びプラグを差し、温水スイッチをオンにして正常に作動している場合はそのまま使用できます。

 

転倒したときに本体から外れてしまったボトルの再利用は安全面の関係で出来ないので、新しいボトルをセットして下さい。