ウォーターサーバーの水が臭いという時は、二つの原因が考えられます。
一つ目は、配送されてきたボトルの水そのものに臭いがついていることです。
この場合は、水の生産プロセスの中で何かが混入したと考えられますので、ただちに飲むのを止めてメーカーに連絡をするようにしましょう。
しかし、こうしたケースはかなり稀です。
というのも、それぞれのブランドではかなり厳しい生産管理をしていますし、検査も厳しくなっていますので、水自体に何かが混入するということはほとんどないからです。
そのため、サーバーの水が臭いという時は、サーバー機器に何らかの不具合があることがほとんどです。
サーバーの蛇口やボトルをセットする部分、内部の配管などにほこりやごみが入っていたり、カビもしくは雑菌が繁殖している可能性があります。
このように、ウォーターサーバーの水が臭う時は、まずサーバーがきれいかどうかを疑ってみましょう。
サーバーは常に湿気があり、熱がこもっている状態ですので、衛生が損なわれやすい環境にあります。
そのために、どのブランドでも定期的にスタッフを利用者宅に派遣してサーバーの定期チェックと清掃を行うようにしています。
ですので、日ごろは忙しいという事情があっても、スタッフの訪問を断ったりすることなくメンテナンスをしてもらうようにしましょう。
この定期メンテナンスと清掃によって、サーバーの衛生状態が一定に保たれ、いつでもきれいな水を飲めるようになりますので、家族の健康を守るためにも時間を取り分けることをおすすめします。
この定期清掃さえしっかりとしていれば、いやな臭いがサーバーから生じるという事態はほとんど防げます。
スタッフは表面だけでなく、サーバーの内部も分解して清掃してくれますし、必要に応じてパッキンや配管などの部品交換も行いますので、いつでも安心して飲める状態をキープしてくれるのです。