きれいに見える室内であっても、空気の中には多くの雑菌が浮遊しているので、ウォーターサーバーに侵入する可能性は否定できません。
ミネラル成分は雑菌のエサになりますし、塩素が含まれていなくて殺菌力がないことから、ミネラルウォーターは雑菌繁殖に適した場所になります。
健康に大きな被害を与えてしまうことが考えられる雑菌が繁殖している水を飲むことは体に良くないですし、赤ちゃんがいる家庭は特に注意が必要です。
大人と違って少しの菌でも赤ちゃんの体調に影響してしまうので、こまめなメンテナンスサービスを実施してくれるところを選ぶ必要があります。
また、ボトルの素材やウォーターサーバーの構造が、雑菌の繁殖ができないように工夫されているものを選ぶことも大切なポイントになります。
サーバーの外側に付いた埃や汚れなどの掃除ならユーザーでも可能ですが、本体内部の掃除については専門家でないと難しいものです。
そこで衛生的に使用するためにも年に1~2回程度の頻度で、ウォーターサーバー本体のメンテナンスを実施してもらう必要があります。業者によっては本体内部まで分解してメンテナンスを実施するケースもあれば、本体自体を新品に入れ替えるケースもあります。
ウォーターサーバーを導入する際には、費用も含めてどのようなメンテナンスを実施してくれるのかを確認しておくことも大切です。
ちなみに、ユーザーの日常的なメンテナンスだけで十分と言ったサーバーも登場していて、メンテナンスが一切必要ないので維持するのが楽です。
ボトル内に汚れた空気が侵入すると雑菌が繁殖する可能性があって、それを防止するためフィルターで空気中の雑菌を除去する工夫がされたサーバーがあります。
また、80度以上の温水を本体内部で循環させ雑菌を除去し、清潔な状態を確保する機能が搭載している製品もあります。
このように雑菌対策がしっかりとされていて、安心して使用できるサーバーを選びましょう。