水道水は水道管の汚れが原因で質が低下する？

水道水は蛇口から出していると目には見えませんが、さまざまな汚れが含まれています。

 

水道水は雑菌や汚れ、微生物を浄化、殺菌を行ってから家庭へと供給されます。

 

大量の水を処理する際に100%こうした汚れなどを除去する事は難しく、人の体に問題ないとされるレベルまできれいにできれば良いという基準が設けられています。

 

水道水を管理している施設では、こうした基準に従って処理を行っているのです。

 

汚れが残ってしまっている場合の原因としては、赤さびが多くなっています。

 

微生物などの除去はされていても、水道管を通ってくるまでには、金属で加工されたさまざまな配管を通って供給される事になります。

 

そうした配管を通ってくる際に、金属の錆が混入して、水道水が汚れる原因となるのです。

 

特に建てられてから長い年月が経っているマンションなどでは、配管に汚れやさびが生じている事も多く、水道水が汚れる可能性も高まっています。

 

最近では全国のたくさんの建物、マンションなどでこうした配管設備の老朽化が指摘されています。

 

水道水の汚れが気になるというクレームからチェックを行った所、ずさんな管理状態になっている事が明らかになったというケースも比較的あります。

 

ひどい場合には水道水をコップに入れた時に色が付いて見える場合もありますが、そのレベルまでではなくても危険な状態というのは多くあります。

 

日頃から飲むのはミネラルウォーターにする、浄水器を通すなどを行って対策をしていく事をお勧めします。