ウォーターサーバーのクリーニング方法は、サーバーを提供しているメーカーによってセルフクリーニングタイプとメーカーによるメンテナンスタイプに分かれています。
セルフクリーニングタイプは、ウォーターサーバーの利用者側でクリーニングを行います。
用意するものは市販のアルコール除菌剤や細かい部分を手入れできるブラシなどです。
ボトルを交換する際の差込口周辺や、冷水・温水コック(水が出てくる部分)を中心にクリーニングします。
差込口周辺は水が溜まりやすい部分なので、ボトルの交換時などに清潔な布で拭き取ってカビや雑菌の繁殖を抑えます。
温水・冷水コックの中もウォーターサーバーの性質上、常に湿っている状態なので空気中のチリやホコリがたまりやすくなっています。
アルコール除菌剤とブラシなどを用い、一週間に一度程度の頻度でお手入れをして下さい。
ウォーターサーバーの内部側は、温水スイッチをオンにすることでクリーンに保たれます。
セルフクリーニングタイプのメーカーは「クリティア」などで、クリティアではウォーターサーバー内部が気になる利用者のためのセルフクリーンキットの提供もしています。
セルフクリーニングタイプのメリットは気になるときにいつでも手入れができることや、メーカーによるメンテナンスのためのスケジュールを考えなくて良いことです。
反対にデメリットは、本当に清潔に保たれているか不安がある点でしょう。
メーカーによるメンテナンスタイプは、各メーカーによって1年~6年ごとにウォーターサーバーの提供側によるメンテナンス作業があります。
専門家によるメンテナンスが受けられるので安心感は大きい反面、メンテナンス費用がかかる場合があります。
メンテナンスタイプのメリットは、プロによるメンテナンスで安心感が大きいこと、部品などの交換で新品に近い状態が得られることです。
反対にデメリットは、メンテナンス費用がかかる場合がある、メンテナンスに来てもらうために自身のスケジュールを合わせる必要がある点です。