ウォーターサーバーには、どんな用途があるのでしょうか?
ウォーターサーバーを提供している業者は、基本的に「サーバーではなく水で利益を出す」やり方をとっています。
サーバーのレンタル料金は無料にして、水の売り上げで利益を出すわけです。
そのため、継続的に購入してもらえる環境づくりを目指しているわけですが、では、ウォーターサーバーを提供している業者とは異なる、他社の水を使うことができるのでしょうか。
たとえば、レンタル料金が安い業者のサーバーを導入し、水の料金が安い他社の水を使用することができればコストを最小限に抑えることができます。
そんな理想的な環境を実現することはできるのでしょうか。
残念ながら、そうおいしい話はないようです。冒頭に挙げたように、大半の業者は水の売り上げで利益を出していますから、他社の水を使われてしまっては経営が成り立ちません。
レンタル料金を無料にしてサーバーを提供しながら他社の水を使われてしまうのでは赤字の垂れ流し状態になってしまいます。
そのため、ボトルや差込口の形状を独自のものにし、自社のボトルしか装着できない仕組みにしているところがほとんどです。
また、水だけ提供している業者も基本的にはありません。
なかには流用できるボトルもあるかもしれませんが、無理に装着すると水の品質保持ができなかったり、装置の故障の原因となるのでやめた方がよいでしょう。
ウォーターサーバーを導入する際には水とセットで選ぶ、この点を踏まえたうえで業者探しを行っていくことになりそうです。