ウォーターサーバーにはいろいろなタイプのものがあります。
床に設置する背の高いタイプのものや、キッチンカウンターや卓上に置いて使えるショート丈のものまで両方そろえている業者も多く、設置場所によって選ぶ人が大半です。
基本的にはウォーターサーバーの水はボトルで注水となりますから、電源さえあればどこにでも置くことができます。
そのため、寝室やリビングなど水回りがないところでも問題なく設置できるのも便利な点でしょう。
ただし、背の高いタイプのものはどの業者のものも比較的大きくて重量もあるため、移動するとなると女性一人ではむずかしい、ということが多くなります。
それでも大人が二人いれば問題なく動かせるくらいのサイズなので、置き場所を変えたいと思ったら簡単に動かすことはできるでしょう。
ただし、ほとんどの機種では移動の際は水を使い切って、コンセントを抜いてから移動し、移動後は10分以上おいてからコンセントを差してください、といった注意がされています。
移動をする場合は、説明書などをよく読んでからするようにしてください。
卓上タイプのものは、大きさも重量もコンパクトになりますから、一人で簡単に動かせるものも多いです。
そのため、気軽に動かすことができますが、水を使い切ることや、コンセントに関する注意は大きいものと変わりありませんので、この場合は初めに説明書はしっかり読んだり、設置する際に説明を受けておくようにしましょう。
持ち運びは可能ですが、ウォーターサーバーは基本的には手軽に持ち運んであちこちで使う、というものではありません。
部屋の模様替えや、配置換えなどで移動するのは全く問題ありませんが、日々持ち歩くような使用には適さないので、その点は注意しましょう。
ある程度置き場所を変える可能性があるという場合は、それも考慮して比較的重量の軽いものにしておくか、どこにおいても見栄えが良いように、スタイリッシュなデザインのものを選んでおくというのもいいかもしれません。
基本的にウォーターサーバーは、水のボトルが大きくて重いものですし、サーバー自体も大きいので据え置きを意識して作られています。
水のボトルはほとんどのブランドで12リットルとしていますので、12、3キロ近くありますし、サーバーも1メートル近くあるのが普通です。
しかし、持ち運びできるサイズと形状のものが欲しいというニーズもあります。
リビングではなく、それぞれの部屋で水が飲めるようにしたいと思う人もいますし、できればアウトドアなどにも持っていきたいと考える人もいるからです。
アウトドアでは電源確保の問題もありますが、今ではかなりサーバーもボトルもコンパクト化されてきていますので、問題なく移動できるものもあります。
たとえば、卓上型のレンタルサーバーであれば、水のボトルがない状態なら片手でも移動できるサイズと重さになっています。
家がそんなに広くないからというだけでなく、サーバーを移動したいというニーズにも応えることができる便利なサイズです。
小さなサイズのサーバーということになると卓上型のレンタルサーバーが便利ですが、最近では水のボトルもかなりコンパクトにできるものが出ています。
使う前は通常のサイズなのですが、使っていくうちにボトルが小さくなっていくというものです。
中に空気が入り込まないノンエア方式となっていて、水が減る分ボトルが小さくなっていき、最終的にはぺしゃんこの状態になります。
このタイプのボトルを購入して、持ち運びたい時にはある程度使用して軽く、コンパクトになった状態のものを動かせばかなり楽に移動できます。
外に持ち出すこともできますので、ウォーターサーバーの利用範囲がかなり広がります。
上手に活用すれば、旅のお供にもなる便利なグッズとなりますので、使い方をいろいろ工夫してみると良いでしょう。