ウォーターサーバーに関するトラブルで未だに多いのが、「水漏れ」です。
一目では気づかない程度に少量ずつ水が漏れ出し、長時間外出した後や朝起きたときにはウォーターサーバー周辺が水浸し。
こんな場合ウォーターサーバーの故障や破損を疑いたくなりますが、メーカーに連絡する前に次のことを確認しましょう。
実はこのウォーターサーバーの水漏れで一番多いケースは、破損ではなくボトルがきちんとセットされていないためです。
サーバーの上部に水のボトルを逆さまにして設置するタイプの、昔ながらのサーバーの場合、重たいボトルを持ち上げてセットしなければならず、この時ボトルを真っすぐに差し込めずに斜めになったり差し込み口にピッタリはめられなかったり奥にまでしっかり差し込めなかったりしてわずかな隙間ができ、ここから水が漏れ出すわけです。
従って、まずはボトルがまっすぐにきちんとセットされているかを確認してください。
サーバーの故障より可能性が高いのが、ボトルの破損です。
特にガロンボトルより材質が柔らかくて弱いワンウェイボトルは、高いところから落としたり開封の為にカッターや鋏を使った時にその刃で傷つけてしまうことがあります。
水漏れの際にはボトルやボトルキャップに傷やひび割れなどがないかも確かめましょう。
ボトルの設置にもボトル自体にも問題がないのであれば、サーバー本体の問題ということになりますが、中でも壊れやすいのが給水コックです。
サーバーの中でも最も使用頻度が高く材質もプラスチックで壊れやすいため、乱暴に扱っていると劣化して水漏れを起こす可能性があります。
上記の項目を調べてみて、給水コックの故障を含めサーバー本体に問題があるようなら、業者に連絡しましょう。
大抵の業者では新しいサーバーと取り換えてくれるはずです。
常識の範囲内で使用していて壊れたのであれば、交換や修理、また本体の配送料なども無料で行ってくれるので、費用面でも心配ありません。