ウォーターサーバーの空ボトルの処分については、サーバーをレンタルしているメーカーによって違いがあります。
今までの主流のボトルはガロンボトル、またはリターナブルボトルと呼ばれるもので、空になったボトルをメーカー側が回収して再利用する仕組みでした。
工場でボトルの洗浄を行い、何度か繰り返し使用することを前提としているボトルで、環境に優しい反面、回収を待つ手間や空ボトルの置き場に困るといったデメリットもあります。
また衛生面のイメージから、リターナブルボトルでないほうが良いと考える人も増えています。
リターナブルボトルの回収には費用がかかりませんが、回収する際に新しい付け替えボトルとの交換が必要となっているメーカーもあるので、契約前にきちんと確認しておきましょう。
また、回収やボトルの交換日の融通がきくかどうか、こちらのスケジュールに合わせてくれるかなども確認しておくのがベターです。
近年提供が増えているのがワンウェイボトル、収縮ボトルと呼ばれるもので、こちらはメーカー側の回収がない使い捨てのボトルです。
空ボトルの置き場に困る、衛生面が不安などの心配がなく、利用後は自治体のルールに沿って家庭で捨てることができます。
空のボトルが回収されるまで待つ手間やスケジュールの確認が必要なく、忙しい人でも利用しやすいのもメリットの一つです。
ボトルの素材は一般的なペットボトルと同じで、空になると折りたたんだり収縮させたりして小さくできるタイプもあります。
ワンウェイボトルのデメリットは、付け替えボトルの料金が多少割高になりがちなことです。
ウォーターサーバーの選択で重視する部分がコスト面の場合、ガロンボトルやリターナブルボトルのほうが優れている場合もあるので、家庭での使い勝手やコスト面など総合的に考えて選ぶと失敗がないでしょう。
メーカー側の選択としては、ワンウェイボトルを採用しているところがだんだん増えています。