ウォーターサーバーのレンタルを考える場合に不安なのが、飲みきれなかった場合の対処でしょう。
実際は二人以上の家族であれば一般的には飲みきれる量が配送されます。
メーカーによって多少の差があるものの、ウォーターサーバーの付け替えボトルにはノルマがあります。
ひと月にこのくらいは使用します、という契約で、ノルマと表現するとマイナスイメージを抱く人も多いですが、ちょうど飲み切る頃に自動的に新しいボトルが届くということでもあるので、うまく活用すればメリット面も大きいでしょう。
ウォーターサーバーのボトルノルマは1ヶ月に24リットル、ボトルにして2本程度が一般的な目安です。
これは二人以上の家族であれば飲みきれる量ですが、一人暮らしや老夫婦などでは飲みきれない場合もあります。
このようなときにボトルノルマでどんどん次のボトルが届いてしまうと、無駄な在庫が増えることになります。
このようなケースを防ぐためには「スキップ」と呼ばれるシステムを活用します。
スキップ機能は次回の配送を飛ばして(スキップして)現在の在庫を使用し、再来月にまた配送をしてもらうなど飲みきれない場合のためのシステムです。
契約しているメーカーによって異なりますが、1回のスキップまではペナルティはなしとしているところが多くなっています。
1回までペナルティなしであれば連続してスキップをしなければ費用が発生しないので、使用ペースに合わせ、今月はスキップして来月は配送してもらい、再来月はスキップに…などの活用方法があります。
スキップやペナルティなどボトルノルマに関連したシステムはメーカーによって独自の設定があるので、契約前にチェックして明確にしておくのがポイントです。
ボトルノルマがないウォーターサーバーのメーカーもありますが、その場合はサーバーレンタル料など別の部分での費用が発生することが多くなっています。
総合的に見た場合のコストや家族での使い方を考え、どちらが適しているかを判断しましょう。
毎月定期的に美味しくて安全な水を届けてくれるウォーターサーバーですが、大抵どの業者でも「毎月24Lボトルを2本以上」がなどといったノルマが課されていて、毎月48Lもの水なんて飲みきれない!という人もいます。
実にこれがウォーターサーバーの大きなデメリットで、契約上毎月2本ずつ受け取るけれど徐々に溜まっていく一方、という状況ではもう水の宅配も負担でしかありません。
このような事態を防ぐためには、予め自分や家族にあった量の水を届けてくれる業者を選ぶ必要があります。
水の余らないウォーターサーバーを選ぶ1つの方法は、まず自分の家族構成の場合1ヶ月あたりの水の使用量を調べることです。
掃除や洗濯などに使用する水の量を抜いた、料理用や飲用水だけの量を調べてみましょう。
そのうえでそれに合った量の宅配を受け付けている業者を探すと良いかもしれません。
また各業者のHPには家族構成などから1ヶ月どれくらい水を消費するかをある程度概算した表が載せられていることもあります。
もっと確実なのは「ノルマ無し」を謳っている業者を利用することで、毎月の購入ノルマがなく必要になったら連絡して届けてもらうというシステムを取っている業者なら水が余って困るという事態にはならないでしょう。
ただし、ノルマのない業者の多くはその代わりにサーバーレンタル代が高めなど、その他の費用が割高になっている可能性があります。
それでもウォーターサーバーを使い続けているうちに使い切れなくなってきて段々余り出した・・という時には、「スキップ制度」を利用すると良いかもしれません。
これは業者によって「休止制度」など多少呼び方が異なりますが、水を使いきれない時に配送を1~2ヶ月ストップできるという制度です。
ただ、これも採用している業者とそうでない業者がありますし、1回のスキップはOKでも2ヶ月以上になると「休止手数料」などのいわゆるペナルティのようなものが発生する業者も少なくないため、予め確認しておきましょう。