ウォーターサーバーを導入するにあたって、留守の時はどうすればいいのか?と疑問に思う人は少なくないでしょう。
ウォーターサーバーは常に電源を入れているものですから、月に1,000円程度の電気代が必要になります。
留守がちな家庭は特に、留守の時に電源を抜くことができたら、かなり節電になるのでは、と思いがちです。
しかし、ウォーターサーバーの電源は基本的には常時入れっぱなしにしておかなければいけません。
ウォーターサーバーに使う水は、水道水と違って塩素などが含まれていませんから、衛生的な環境におかないと雑菌が繁殖しやすくなります。
ウォーターサーバーは水を冷却したり温水にしたりすることで、衛生的に保っているのですから、電源を切ると雑菌が繁殖しやすくなるのです。
そのため、数日間や1週間程度家を空けるときでも電源はつけておきましょう。
また、空のボトルがつけっぱなしになっていると、サーバーが故障することがありますので、出かける前にボトルが空になったら、新しいものをつけておいたほうが安心です。
1カ月以上家を空けるときなどは、家全体のブレーカーを落としていく、という人も多いので、この場合は電源を入れておくわけにはいきません。
しかし、電源を切って水が常温のままサーバー内に残っていると、雑菌が繁殖したりカビが生えたりする原因になるため、この場合は水抜きを行います。
電源を切ってすぐは、お湯が熱くて危険なので、電源を切ってしばらくしてからコックをひねり、サーバー内に残った水をすべて出してしまいます。
ドレーンの中の水などもできる限り排出してしまいましょう。
こうしておくことで、サーバー内にカビが生えたりすることを防ぐことができます。
初めての時は多少手間取るかもしれませんが、慣れると難しくはありません。
ただし、衛生面を考えるとやはり電源を入れている状態が望ましいので、多少の留守であれば電源はつけておくことをおすすめします。
帰宅してすぐに美味しい水が飲めることに、便利さを感じられるでしょう。
いつでも適温で冷水と温水が利用できることが魅力のウォーターサーバーですが、そのためには電源を常に入れておく必要があります。
電気代に関してはメーカーや機種などで違いがあるので一概には言えませんが、家庭用の場合には平均して1ヶ月で約1000円程度です。
少しでも電気代を節約したいと考える人も少なくないもので、留守にする時は電源を切って節電したいと思う人も多いです。
しかし、使用されている水は水道水と違って塩素消毒をしていないので、室温の状態でセットしたまま放置していると雑菌が増殖してしまいます。
実は、常に作動させているのは適温を保つためだけではなく、雑菌の増殖を抑制すると言った役割も担っているのです。
その為、日中留守にする時や夜使用しない時でも電源をOFFにすることはおすすめできませんし、1週間程度の留守なら電源を抜くことはやめた方が無難です。
面倒に感じる人ともいるでしょうが、1週間以上の長期間で留守にする場合には、サーバーからボトルを外して水抜きをする必要があります。
水抜きはボトルをはずして蛇口を開け、水が出なくなるまで排水すると共に、ドレンコックが付いているのならそこからも排水します。
使用途中のボトルの水については、留守にする日程に合わせて使い切るように心がけることをおすすめします。
それから、長期間にわたって使用していなかった状態のウォーターサーバーを再び使い始める際は、しっかりとメンテナンスする必要があります。
蛇口部分やボトルの差し込み部分の付近には、ホコリが付着して汚れていることも考えられるので、きちんと拭き取り清潔にすると良いです。
また久しぶりに電源を入れるので機能が正常に動作するか確かめる必要もあり、帰宅したらまずはメンテナンスを心がけることです。
このように、留守にする時の対応は短期間と長期間で違いがあることを理解して、常に安心しておいしい水を利用できる状態を維持することが大切です。