健康と水は切っても切れない関係にあります。
水分をしっかりと摂ることは健康維持のためにはとても良いことなのですが、体に良いことだと思って多量の水分を摂ったらお腹の調子が悪くなってしまったというような経験はありませんか?
じつは、体のためにと思っていても水の飲み過ぎが原因で下痢になってしまうことがあるんです。
通常、健康体であれば体が必要としている量以上の水を飲みたいとは思わないものです。
また、多少過剰に摂取してしまったとしても問題なく排泄されることになるので、そう体に負担になったり体調を崩すことはあまりありません。
しかし、なんとなくお腹の調子がいつもとは違うというようなときや、体調があまりすぐれないというようなときには要注意。
普段飲んでいる量を超えるような水を飲むと、一気に下痢を引き起こしてしまう可能性があります。
下痢を起こす原因はさまざまで、細菌やウィルスなど何らかの感染症や食事の内容・ストレスなどが考えられますが、いずれの場合にも胃腸の働きが衰え、消化・吸収能力が低下している状態になっています。
このような状態になっているときに大量の水分を摂取すると、おなかを冷やしてしまう可能性があります。
また、体内の水分量が飽和してしまうと腸壁から腸管に水分が過剰に分泌され、下痢を引き起こす場合があります。
体に良い水も、飲みすぎるとこのように下痢を引き起こしてしまう場合があります。
普段からしっかりと体調に気をつけて、水を過剰に摂取しすぎないように注意したいですね。