おいしい水の条件について
水は、すべて同じのように思えますが、大きく分けると、軟水と硬水といった2種類あります。
これは、どういった違いがあるものなのでしょうか。
水には、マグネシウムやカルシウムが含まれていますが、どの程度の量が含まれているかにより、軟水か硬水かが決まるのです。
マグネシウムとカルシウムの量のことを硬度と言い、アメリカの硬度はppm、ドイツの硬度はdHといった単位で記されます。
硬度が高い場合は硬水となり、硬度が低い場合は軟水となるんです。
日本で使用している水の8割は軟水ですから、私たちは意識をせずに軟水を摂取しています。
市販されているミネラルウォーターは、軟水のものと硬水のものがありますが、日本への馴染みが高いことから、軟水の方が多く販売されているのです。
はじめて硬水を飲むと、少し違和感に感じる方も多いのではないでしょうか。
軟水は、口当たりがまろやかですから飲みやすく、老廃物の排出にもつながると言われています。
体にも負担が掛かりませんので、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年代の方に向いていると言えるでしょう。
反対に硬水は、スポーツをした後の栄養補給として摂取する方が多いようです。
硬水は、便秘の解消やダイエット効果を高めると言われていますので、そういった効果を望んでいる女性にオススメ。
飲み方によっては、健康につながるでしょう。
ただし便秘改善に効果がある反面、胃腸に負担を掛けやすいといういデメリットがありますので、胃腸が弱い方は避けた方がよいです。
それぞれ、こういった特徴がありますので、ウォーターサーバーを選ぶ時にも、自分の目的に合った水の種類を選ぶようにしましょう。