おいしい水の条件について
ミネラルウォーターと一括りに皆さん言っていますが、あなたの飲んでいるのは、本当にミネラルウォーターなのでしょうか?
日本では、ミネラルウォーターは、以下の4つに分類されています。
ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター、ボトルドウォーターです。
ナチュラルウォーターは、特定の水源の地下水を殺菌したもの。
ナチュラルミネラルウォーターは、上記にミネラル成分が含まれているもの。
ミネラルウォーターは、複数のナチュラルミネラルウォーターを混ぜあわせたり、人口的にミネラルを足したもの。
ボトルドウォーターは、上記3種類以外で、殺菌され、飲料水として安全なもの。
日本国内で、流通している8割は、ナチュラルミネラルウォーターです。
日本人のイメージでも、ナチュラルミネラルウォーターが、しっくりくると思います。
ただこれらの水には、ミネラル成分の含有量に関する基準はありません。
ですからミネラル成分がほとんど含まれていなくてもミネラルウォーターとして販売できるのです。
健康の助けになると飲んでいたのに、実はあまり意味がなかったなんて事も。
やはり、毎日飲む水ですから、きちんと成り立ちや成分はチェックした方がよいですね。
日本では、殺菌処理が義務付けられていますが、ヨーロッパでは、逆に殺菌処理をしてはいけない事になっています。
殺菌処理をすると、それは、天然水ではなくなるという観点からです。
逆にいえば、それだけ原水の水質基準は、日本よりもはるかに厳しくなっています。
本当の天然水は輸入品だけなんです。
相変わらず、日本の決まりって変ですね。