硬水と軟水について理解しておきましょう。用途によっては、使い分けたほうが良い場合も。
みなさんは、おいしい水はどんな水か知っていますか?
みなさんそれなりに産地などの好みもありますが、一般的においしい水の定義とされるものがあります。
もちろん水道水ではありません。
ではおいしい水の条件とは、どんな条件なのでしょうか?
1985年に厚生省のおいしい水研究会が発表した各項目を上げると、
以上が、おいしい水を決める要素となっているようですね。
ではそれぞれについて説明します。
まずは水温です。
水温は、冷たい水の方が、みなさんもおいしいと感じますよね。
ぬるい水では、イマイチおいしいと感じられないと思います。
温度で示すと、10~15℃くらいが一番おいしいと感じられる水温のようです。
次に臭いですが、水道水のカルキの臭いなどは、ちょっと嫌ですよね。
このような臭いのもととなる塩素など、水をまずくする物質が入っていないことが望ましいです。
次にミネラル。
何も入っていない水は純水といいますが、純水では無味無臭となってしまいますので、おいしさは感じられないでしょう。
ですから適度にミネラルが入っていることが良いのです。
ですがミネラルも多すぎると苦みの原因になってしまったりするので。硬度50mg程度の軟水が一番おいしいと感じられるようです。
ただ赤ちゃんのミルクなどに使用する場合は、できるだけ低い硬度の水をオススメします。
次に二酸化炭素が水に溶けている事ですが、二酸化炭素や酸素が溶けている水は、さわやかで新鮮に感じられるのだそうです。
以上これらがおいしい水の条件になります。