おいしい水の条件について
ウォーターサーバーや天然水などで良く見かける溶存酸素。
溶存酸素と聞いてすぐにお分かりになる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
あまり聞き慣れない言葉だという方のほうが多いのではないかと思いますが、溶存酸素とは読んで字のごとく水の中に溶け込んでいる酸素のことを指しています。
お水ならなんでも溶存酸素があるかといえばそうではなく、水温や気圧、汚れの有無などによっても変わってくることが多い傾向にあります。
溶存酸素というのは、原水のままであれば十分な量が含まれていると言えますが残念ながら加熱殺菌などの方法が導入されてしまうとたちまち低下し、ほとんど溶存酸素がない状態の水となってしまうことも少なくありません。
水の温度が高くなればなるほど溶存酸素が低下してきますので、121度という高温で6秒間だけであっても加熱殺菌されてしまう水は、おいしさが欠けてしまう部分もあるのです。
また、水中の溶存酸素が低下してしまうと水の中に住んでいる生物は窒息死に至ってしまうということもあって、溶存酸素が多ければ多いほどきれいな水ということになります。
汚い水、飲用できない水というのは溶存酸素が低下しているという証拠でもあり、溶存酸素は水質汚濁の状況を測る方法の一つとしても大変知られています。
最近は、ウォーターサーバーなどでも溶存酸素に注目をした殺菌方法を導入している業者も登場してきています。
気になる方はぜひ一度注文されてみてはいかがでしょうか。